寒川キリスト教会
Samukawa Christian Church

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Story
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寒川キリスト教会は、寒川町で生まれた健全なキリスト教教会です。
1959年米国(福音カヴェナント教会)から派遣された女性宣教師クリスターセン師が寒川駅前の公民館を借りて英語教室を始め、そこから宣教が開始された。
1962年にG・ジョンソン師と長谷川義信師が引き続き宣教を続けて後、1964年寒川町岡田の丘の上の最良の地に会堂を献堂し長谷川義信師が初代牧師として就任以来、60年近く寒川地域の皆さんと共に歩んで参りました。2022年には、長谷川義信師の意志を引き継ぎ、2代目の牧師として方完植師が赴任しました。
教会には、イエス・キリストを信じている方やキリスト教に関心がある方が集まって礼拝、聖書の学び、各種の祈祷会、及びテキストを用いての訓練会が各週に行われています。そのほか信徒の家庭における集会も開かれたり、海外の教会と共にアジア・世界宣教にも共働しています。
これまで地域活動にも力を入れて、国連が提唱する「世界食料デー」と共に、1998年、日本国際飢餓対策機構の働きに賛同し、教会が地方の推進母体となって、「世界食料デー湘南大会」(寒川・茅ヶ崎・藤沢)を立ち上げ、毎年世界の飢餓の実情を知らせ、その撲滅のためのキャンペーン[草の根運動]を行ってまいりました。
また毎年11月3日は地域住民向けのバザー、毎年12月25日はクリスマスコンサートを開いて地域交流を深めて参りました。
2022年度からは2代目の牧師を中心に、寒川地域の多世代が集う教会を目指して子供向けの英会話教室を開始しました。
これからも学びや触れ合い、コミュニケーションの場として地域社会と共に歩んで参りたいと思います。どなたでもご参加いただけます。キリスト教や聖書のことをよくご存じない方、クリスチャンでない方も大歓迎です。ぜひお気軽にお越し下さい。
主任牧師
方 完植 / バン ワンシク

半世紀以上の時を寒川の町で⾒守ってきた寒川キリ スト教会 の2代⽬牧師に2022年1⽉就任しました。世界⾷料デー湘南⼤会実⾏ 委員⻑を務めた初代牧師・⻑⾕川 義信牧師の意志を引き継ぎ地域 に開かれた教会を⽬指してまいります。
<略歴>
1964年韓国忠清南道生まれ。1991年ソウル特別市にある建国大学を卒業。1995年横浜国立大学経済学部研究生過程終了後、外資系企業で勤務する傍ら横浜で家の教会開拓。2011年3月聖契神学校(東京都)卒業後20年ぶりに韓国に帰国し、2014年韓国メソジスト教団牧原大学神学大学院で修士過程修了。派遣教会の大田サンソン教会にて日本語礼拝設立。韓国メソジスト教団宣教師及び牧師になる。2015年5月より、藤沢市の日本聖契キリスト教団・湘南コミュニティチャーチの牧師として就任。
30年以上日本での教会生活とビジネス業界での経験を活かして元気で明るく、地域と社会に開かれた教会を目指している。
牧師を務めながら、2017年東京で起業しBAM(Business As Mission)を展開し、アジア各国を取引先とする介護福祉と人材紹介分野の会社経営者としての顔も持つ。
一般社団法人外国人材協会理事。小田原クリスチャンセンター理事長。湘南コミュニティチャーチ牧師兼任。趣味は、家族とアウトドアや旅行を楽しむこと。日本人の妻との間に3人の娘がいる。
協力宣教師
アマンダ・グリフィン
(Amanda Griffin)
アメリカテキサスのダラス・バプティスト大学で音楽教育を専攻。その中、ハープが得意。デントン・バイブル・チャーチでマネジャーと小学校で音楽教師を経験後、アメリカ宣教団体から派遣宣教師として来日。名古屋市の国際クリスチャンアカデミー・オブ・ナゴヤ、石巻市のビー・ワン・チャーチ・アンド・アカデミーで、英語と日本語の聖書の勉強を助けたり、地元の宣教師の家族の中高生向けの学習室をリード、英語学習、ゴスペルクワイア、アカペラサークル、言語パートナーを通したコミュニティへの参加してこられました。
2024年2月より、高座郡寒川町の寒川キリスト教会の協力宣教師として来られ、地域での英会話クラスや音楽を通した地域での多世代交流などに関心を持って活動中です。

寒川キリスト教会 Mission Statement
この教会のビジョン(理念)を実践していくために以下のように3つの領域を目指していきます。
1.天に開かれた教会
2.互いに開かれた教会
3.地域と世界に開かれた教会
1.天に開かれた教会
天に開かれていることは、神との正しい関係を現わす意味です。
健全な信仰生活を送るためには、まず霊的成長を通して神との正しい関係を保っていかなければなりません。
私たちは、神と霊的に健全な関係を築くための礼拝, 教育、霊的な訓練を通して神を喜び、神を喜ばせる天に開かれた教会を目指していきます。
そこでさらに以下のように取り組んでいきます。
① 礼拝の喜びに生きる
・神様から各自に与えられたタレントを礼拝のために、祈りと
賛美と共に喜んで捧げる。
・礼拝の喜びを互いに分かち合い、神の恵みの広さと深さをさらに
体験する。
・多様な讃美歌を礼拝に取り入れてより豊かな礼拝を捧げる。
② 信徒教育を継続的に行う
・バイブル・スタディー、聖書の人物からの学びシリーズ、
セミナー、聖地巡礼、クリスチャン関連記念館見学など、
年間様々な教育を通して信徒教育の充実を行っていく。
③ 霊的訓練を通して更なる霊的成長を目指す
・霊的な訓練を通して神を喜び、神を喜ばせる個人として、また教会
としての成長を指していく。
・2000年キリスト教歴史の中に信仰の先人たちが取り込んでいた、
み言葉による祈り、十字架の道の祈り、2~3人小グループ祈り会、
霊性回復訓練(修道院で)等様々な霊的訓練に臨んでいく。
・イエスの弟子は生まれるのではなく、教育と霊的な訓練で作られて
行く者である。
2.互いに開かれた教会
希薄な現代社会の生き方の中、イエス・キリストを通しての神との交わりだけではなく、人との交わりを大切にしている教会を目指します。
そこでさらに以下のように取り組んでいきます。
・教会員が自然の中で一緒に楽しむリトリートを行う。
・年齢別の交わりを楽しむ。(家長会、エステル会、青年会)
・賛美練習を通して共に神をたたえる喜びを分かち合う。
・互いのタレントを通して教え合い、又学び合う。
・教会員同士、祈りのパートナーとなり、互いに祈りで支え合う。
3.地域と世界に開かれた教会
地域と世界に開かれた教会とは、
教会が地域と世界とのかかわりを積極的にもつことを意味します。
イエス・キリストの大宣教命令に相応しく、受けた神の恵みを地域と世界に分け合っていく、地域伝道と世界宣教に励んでいきます。
そこでさらに以下のように取り組んでいきます。
・地域でのカルチャー活動、バザー、セミナー、音楽教室、語学教
室、学習支援など地域団体あるいは個人のコミュニティー場とし
て、教会施設を広く開放する。
・地域住民向けのコンサート、セミナーなどを行っていく。
・地域の小中高生が、教会のイベントとして行うプログラムに参加
できるように定期的なイベントとプログラムを行う。
・神の国の拡大のために励んでいる海外教会と宣教師の宣教事業を
支援する。
・教会員が海外宣教地へ短期宣教として参加し、現地の宣教活動を
助ける。
世界食料デーの「ハンガーゼロ」を一緒に目指して
キリスト教精神に基づくNGO団体である日本国際飢餓対策機構(JIFH)では、飢餓のない世界「ハンガーゼロ」(Hunger Zero)を目指して、毎年10月16日を「世界食料デー」とし、各地で大会を開いています。
本教会も1998年この働きに賛同し、教会が地方の推進母体となって、初代牧師である長谷川 義信(名誉牧師)師が、「自分を愛するように隣人を愛す」という聖書の教えから、長年湘南大会の実行委員長を務めていました。
長谷川 師は、苦しむエチオピアの子どもたちが、空腹で石を口に運ぼうとしているシーンを見てこの大会に携わるようになりました。飢餓の実情をより多くの人に知ってもらい、貧困や飢餓撲滅のために継続して協力を呼び掛けて、当初は寒川だけだったエリアが、茅ヶ崎、藤沢にも広がり、多くの賛同者よりご支援を頂くことになりました。
このように毎年世界の飢餓の実情を知らせ、その撲滅のためのキャンペーン[草の根運動]を行って来た「キリスト教の隣人愛」の実践活動に、これからも様々な方法で地域と世界の課題解決のために一緒に取り組んで参ります。